駿台のオンライン家庭教師とは?【manaboとの関係性+特徴3つ】

この記事では、以下の点をご紹介します。

[box03 title=”サクッと予習しよう”]
  • manabo=駿台のオンライン家庭教師
  • ベネッセ&Z会が資金提供
  • 苦手教科を克服したいなら他社
[/box03]

駿台予備校・駿河台大学でおなじみの「駿台グループ」がやってるオンライン家庭教師はあるの?と疑問に思ったママがいるかもしれません。

この記事では、駿台が運営するオンライン家庭教師とは?manaboとの関係は?の2点を調査しました。

「大手の駿台グループが運営するオンライン家庭教師=安心」ではないから注意!

manaboの特徴3つと、口コミ評判から見えた2つのデメリットも大公開しちゃいます。

駿台のオンライン家庭教師とは?【manaboとの関係性】

結論=駿台のオンライン家庭教師はないのですが、駿台グループはmanabo(オンライン学習アプリ)を運営しています。

駿台グループとは学校法人「駿河台学園」を経営しているグループです。

幼稚園〜大学・社会人・留学生までカバーする学校や専門学校・海外の現地校を持ち、100年以上教育に携わってきた歴史があるんですよ。

[jin-fusen3 text=”駿台グループの有名な事業”]
  • 駿台予備校
  • 駿河台大学

manabo=駿台グループの一員

manaboとは、質問をしたい子どもと4,400人の優秀な講師をマッチングできる学習アプリです。

manaboは2017年から駿台グループ向けにサービスを提供していましたが、2018年6月に駿台がmanaboを買収したことをしたことをキッカケに、正式に駿台グループへ入ることになりました。

駿台グループのSATTは6月6日、スマホとタブレットを使った家庭教師サービス「manabo」を提供するマナボの全株式を取得したと発表した。買収金額は非公開。manaboは今後、独立した経営体制のまま駿台グループの一員となる。
manaboはスマホアプリを通じて、生徒が宿題や問題集などの分からない部分を撮影し、チューターにオンデマンドでリアルタイムに質問できるサービス。manaboには現在約3500名の家庭教師が在籍していて、彼らが音声通話と手書きの画面共有によって学生を指導する。
これまでの累計指導回数は約20万回だ。2015年頃から同社はこのシステムを塾向けに提供するビジネスに軸足を移しており、その導入社数は50社を超える。

引用:techcrunch

manabo=ベネッセ・Z会からの資金調達を受けている

実はmanaboは、ベネッセとZ会からの資金援助を受けて開発が進みました。

マナボの創業は2012年4月。同社代表取締役の三橋克仁氏は東京大学を卒業後、大学院在学中にスマホによるリアルタイムのオンラインチューターモデルを構想。内定していたコンサル企業などへの就職を辞退してスタートアップした。翌年にはサイバーエージェント・ベンチャーズから約4000万円のシード資金を獲得し、2014年にベネッセなどから3.3億円、2016年には増進会ホールディングスから2.5億円を調達した

引用:BRIDGE

塾向けビジネスを加速させるきっかけとなったのは、2016年11月に行われた資金調達ラウンドだ。同ラウンドでマナボはZ会グループなどから2億5000万円を調達し、同グループの経営体制を担うZEホールディングス取締役の下田勝昭氏を社外取締役に招いている。
しかし、今回マナボの買収を発表したのは、Z会グループにとって競合にあたる駿台グループだった。マナボ代表取締役の三橋克仁氏は、「2017年より駿台グループ向けにもmanaboを提供していたが、その連携において特にサービスの消費率が高かったこと、経営の独立性を重んじてくれること、(買収ディールに参加した中でも)提示された評価額が高かったことの3つが駿台グループを選んだ理由だ」と語る。

引用:techcrunch

ベネッセ&Z会が資金提供→駿台が買収と言う流れですね。

3社とも教育に特化した大手企業なので、manaboのシステムは通信教育や塾の指導のノウハウを詰め込んだサービスであると言えます。

駿台のオンライン家庭教師manabo|3つの特徴

  • 1ヶ月3,000円で60分の質問し放題
  • アプリで質問投稿→解答をもらう
  • 平均3分で疑問が解決する

通常のオンライン家庭教師とは違い、webカメラを使って会話するシステムではありません。

アプリを使ったやりとりなので、オンライン家庭教師と思って利用すると「思ってたのと違う…」と後悔する可能性アリなんです…。

3つの特徴を詳しく紹介していきますね。

1ヶ月3,000円で60分の質問し放題

manaboは「60分間の質問し放題」が月額3,000円で利用できます。

60分以内であれば、何教科でも質問してOK!

制限時間の60分を過ぎてしまいそうな場合は、追加で購入することもできますよ。

(追加購入:60分3,000円)

アプリで質問投稿→解答をもらう

manaboのシステム

問題の写真を送る

平均3分で講師が立候補

プロフィールや評価を見て講師を選択

指導開始
(通話・チャット・画面共有で解説)

講師の評価をつけて終わり

解説はアプリの通話機能を使用するため、生徒と講師はお互いの顔が見えません。

人見知りの子でも、緊張することなく質問することができますよ。

また、顔も名前も知らない同士なので「こんな質問したら恥ずかしいかな…」と不安に思う心配もないから安心です。

平均3分で疑問が解決する

生徒が質問を投稿してから、講師が立候補するまでは平均3分ほどです。

質問してすぐに解答が来ると、勉強の効率も上がり、試験勉強がサクサク進みますよ。

駿台のオンライン家庭教師manabo|口コミ評判から見えたデメリット

デメリット①:料金が高い…

アプリとしては、とても使いやすいです。ですが、あまりにも高すぎます。1時間で3400円。1か月でも1日でもなく、1時間で。私はお試しの1時間を使い切ってアンインストールしようと思います。そういう人、多いと思います。もう少し値段を下げた方がかえって儲かると思うんですけどねぇ…。

引用:App Store

manaboは「毎月60分間の質問し放題」が魅力ですが、1回の指導時間の平均は10〜20分程度なので3〜6回しか質問をできない計算になります。

一般的なオンライン家庭教師の授業料は60分で2,000〜3,000円ほど。

マンツーマンでガッツリ授業してもらっても同じ金額なので、「高すぎる…」と感じるママが多いんです。

デメリット②:解答がもらえない…

manaboでは「講師が立候補するまで平均3分」と言われていますが、実は難しい質問はなかなか講師が立候補してくれない…と言うデメリットがあるんです。

「この問題が解けないと、次に進めない…」と言うことはよくありそうですよね。

宿題の提出期限が明日まで!とか試験勉強中ですぐに解答が欲しい…と思っても、講師が立候補してくれなければ勉強がストップしてしまいます。

解答を待っている間にスマホを触ってしまったり、集中力が落ちて勉強する気がなくなってしまうキケンも…。

リアルタイムでのオンライン家庭教師なら、質問したらその場で解答がもらえるから、1コマの授業を集中して受けることができますよ。

じっくり指導を受けたいのであれば、他社のオンライン家庭教師サービスをおすすめします。

また、質の悪い解答やボソボソ喋る講師の解説でも時間に含まれるから、月のリミット60分をムダにしてしまう可能性アリなんです…

manaboの評判や口コミについての詳細はオンライン家庭教師manaboの評判3選【悪い口コミが多数】で解説しています。

まとめ:駿台のmanaboが向いているのはこんな子

  • manabo=駿台のオンライン家庭教師
  • ベネッセ&Z会が資金提供
  • 苦手教科を克服したいなら他社

テストの凡ミスを減らして2点アップしたい子はOKですが、苦手な科目のテストを20点アップしたい子は、他社をおすすめします。

おすすめな子
  • 自習の習慣がある子
  • 塾や家庭教師と併用したい子
  • 1問だけピンポイントで質問したい子
おすすめできない子
  • 自習の習慣がない子
  • 苦手教科を克服したい子
  • 2問以上質問したい子

どのオンライン家庭教師サービスを選べば良いか分からない…と言うママは、人気3社のランキングを見てサクッと比較しましょう!

ぴったりのサービスを見つけて、お子さんが勉強を好きになれるサポートをしましょう!

【解説】オンライン家庭教師とは?【メリット+デメリット=8個】